加納先生の書いてくれた
はれた空 に、釘付けになって
結果、やっぱりフリーズしている私の前で
さらに先生は続けました。
子供用のつるつるの半紙をもう一枚手にとって
やはりおもむろに裏にし、
(この時点で、わざと裏に書いていることが判明)
こんども、やはり 「はれた空」と書きました。
けれども、今度のはれた空は、
先ほどのすっきりとした快晴のはれた空とはちがう、
ほんわかした雰囲気です。
先生は言いました。
「いいかい、これは、白い雲がふわふわ浮いていて
優しい青い色の晴れた空だ。」
(このバージョンのはれた空は、なくしました。無念。)
そこに現されている「はれた空」は、
同じ筆、同じ紙で、同じ人が書いたとは思えない
そして、まぎれもなく、
ほんわかとした雰囲気の、
白い雲がふわふわ浮いていて
優しい青い色の晴れた空
なのでした。
(お見せできないのが残念すぎる…。)
加納守拙先生1
加納守拙先生2
加納守拙先生3
加納守拙先生4
加納守拙先生5
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加納守拙先生8
加納守拙先生9
加納守拙先生10