潜在意識の中で
ダイヤモンドクラスという
王者級の
確固たる地位を築き上げた
「私ってだめだなあ」 ファイル。
その王者の地位を潜在意識は自動的に判断して、
次の仕事をすることになります。
潜在意識は、心、意識の中でも
バックグラウンドで働くOSのようなもので、
私たちが、目が覚めているときでも、眠っているときでも
24時間休まず活動しています。
細胞の生成、心臓の鼓動、呼吸、食物の消化、新陳代謝、ホルモンの分泌、など、
体の機能を絶え間なく動かし続け、生かしてくれるのも潜在意識の働きによるものです。
潜在意識は、
まさに、私たちの命にかかわる大切な働きを司っているのです。
その潜在意識は、
記録された情報の重要度、ランクをもとに、大変システマティックに、
私たちの身体を創造していきます。
ですから、どんな情報が上位にランクインされているかで、
私たちが、どう創造されるかが決まるのです。
これがどういうことかというと、
ここでの例、
「私ってだめだなあ」 という情報が、ダイヤモンドクラスであった場合、
もれなく、
「私ってだめだなあ」 という身体を創造してくれることになるのです。
潜在意識が創り上げる全身の細胞には、脳も含めて
髪の毛一本一本にいたるまで、
「私ってだめだなあ」 という情報が入るようになります。
心臓の鼓動、呼吸、食物の消化、新陳代謝、ホルモンの分泌にも
「だめな私」を創り上げる方向で、潜在意識が、クールにはたらいて、
きちんと、「だめな私」を実現してくれます。
潜在意識は大変システマティックで、
本人がこれによって、困る事になろうが、
喜ぼうが、やはり関係なく、
あくまで、記録されたデータのランクに基づいて、
その人を創造していくのです。
パソコンのOSと違う、人間のOSともいえる潜在意識の働き、
それは、人間の身体、ハードを創造する、創り替える働きをもっているところです。
これが、思った通りのメカニズムです。
一番しつこく、繰り返し思ったことが、実現化すると言われているのは、
こういうわけなのです。
けれどもこの潜在意識の働きは、バックグラウンドで、
大変システマティックに静かに実行されますから、
顕在意識では、やはり、全く感知できません。
当然、本人は、この重大事項に全く気がつかないのです。
そして、全身「だめな私」
という情報を持つ細胞で埋め尽くされた「私」は、
今度は、周囲に対して、この情報を発信しはじめるのです。
つづく(いつになるかな)