密かに住みたいという、勝手な野望を抱いている東京国立博物館が開催している運慶展に、行ってまいりました。
運慶さんは、名前はきいたことがありましたが、あまりよく知らず、けれども、大変感動しましたので、その様子を書いてみます。
最初、入ると、処女作の大日如来さまがお出迎えしてくださったのですが、
圧倒的に爽やか
なのです。
それに、勢いがあります。抜けています。
爽やかで勢いがある、抜け感のある仏像。
私の短い仏像経験ではありますが、はじめての、新しい感覚です。
さらに、年とともに、その仏像のエネルギーは、爽やかから、どんどん透明になっていくのでした。
造形がとんでもなく、どう見ても生きてる、どこも不自然でなく、今にもしゃべりそう、返事しそう、肌感がすごすぎる。やわらかそう。服の素材感がとんでもない、超バックシャン、運慶さんは、絶対背中フェチだったよね?これ、本当に木?などというのは、3次元的に観て、わかるのですが、
大変驚いたのが、
その仏像のエネルギーは、限りなく透明なのです。
おかげで、その前に立った私のエネルギーの汚さをまざまざと写しだします。
うわ!私汚い!とんでもなく汚い!
とショックを受けたのもつかの間
前に立っているだけで、シャーっと、勢いよく、どんどん自分も透明になっていくのでした。
全自動!強力!爆速!氣、エネルギー洗浄システムが内臓されている仏像です。
その洗浄パワーのおかげで、私はどんどん綺麗になって、展覧会を観終わると本当にさっぱり、すっきりしたのでした。
別に観に行った知人は、
運慶の仏像は、水だった〜。
それに、何、あの神仏感。
あんな神仏感が表現できるのは、人間じゃあない。
脳力30パーセントは使ってる。
人間超えて、神様じゃあないと、つくれない。
と感想を述べておりました。
その神技論、とても的を得た感想と思いました。
作品は自分自身。それ以上のものはなかなか創造することはできないからです。
ということは、運慶さんも、全自動!強力!爆速!氣、エネルギー洗浄システムを内臓していて、まわりのエネルギーを日々、洗浄していたのでしょうか。
運慶さんに会いに来たら、すっきり元気になっちゃったヽ(*´∇`)ノ
運慶さんとお話していたら、何悩んでたか忘れちゃった ( ˙ө˙)
そんなことを言われる人だったのかもしれません。
普通の人は脳の能力は、10パーセントくらい、
どんなに頭がよくても20パーセントくらいしか使っていないと言われています。
運慶さんは、知人の言う通り、30パーセントくらい使えたのでしょうか。想像すると、わくわくします。
気功を練習していくと、血行がよくなって、脳の血流もよくなり、頭がよくなったり、今まで認識できないものが認識できるようになったりすると言われています。
そして、自分の氣質は、重く、まぶしく、美しく、水のように柔らかに。さらに広く、透明にしていきます。
これは、命を長持ちさせる秘訣でもあります。
運慶さんの仏像は、気功の練習をする上で、見事なお手本になるすごい仏像でした。
こんな微細なエネルギーまでも、物質で表現し、物質に込め、高精細。人間を超えた神仏の世界観を、時を超えて、今にしっかり伝えてくれる、
そんな運慶さんに深い敬意と感謝の気持ちがふつふつと湧き上がってくるのでした。
うん。やっぱり、東京国立博物館に住みたいなあ。