家族に、時々、練習台になってもらって、気功療法をします。
不機嫌そうなだんなに、先日、気功療法をしました。
だんなは、考える人で、知識で頭がいっぱいです。
歩く辞書。
歩くwikipedia,
いろいろ知っているので、なんか、きくと、すぐに答えてくれて、
とっても便利です。
一方、私はフィーリングな人なので、
よく、平気だね〜、本当に人間?とかよく言われます。
記憶力も印象派。
さて、そんなだんなの頭の中の治療をしました。
すごく、頭が重くなっていたのです。
頭の中をのぞいてみると、
そこには、巨大建造物が大量に建っていました。
自然なものは何一つなく、
全て人工的で立派な建造物ばかりです。
アスファルトの道路、ビル、マンション
さまざまな知識を立派に、高く、大きく、積み上げ
考えを、さらに強固にしているようです。
ご丁寧に、そのビルや、マンションは、小さな部屋に仕切られています。
ずいぶん、いろいろ、きっちりと、細かく分類、分析しているようです。
さらに、その屋上には、大量のアンテナが、これでもか!と
立てられていました。
新しい情報、知識を仕入れようと、必死のようです。
けれども、そのアンテナは一部、老朽化しています。
しばらく、ながめていると、だんだんとその建造物は減っていき、
更地になって、さらに進むと、
すこしずつ、山や、緑が増え、
道路がアスファルトから、土になり、
最後は、自然な風景となって、
湖が見えて、とてもきれいな情景になりました。
次の日、だんなは、ご機嫌になっていました。
少し、バカになっちゃったかも。
と、言っておきました。
その夜、パソコンで、大好きなwikipediaを見ているだんなに、
「せっかく、更地にしたんだから、余計な知識を入れるのやめてよね〜」
というと、
文句を言いながらも、
「ああ、頭はいつも、更地にしとけばいいのか」
とつぶやいてました。
更地にしておけば、いつでも、必要に応じて、
最適なものが自由に建てられるのです。
頭が疲れてきたら、
時に、今まで蓄積した知識をクリアにして、
更地にすると、新しいひらめきがやってくる、
たまったいらない考えや、古くなった知識、
不用な仕切りは、思い切って捨ててしまう。
そうすると、もとのひろびろとした世界が開けて
いきいきとした、その人本来の生命がわきあがってくる、
特に頭の良い人、記憶力のよい人に、
そんなことが必要な時があると感じました。
あさってから4月。
頭をフレッシュにして、いきいきと、新年度を迎えましょう!
もし、頭が重かったら、気功療法や、気功講座をお試しください。
心をこめて、頭を更地にさせていただき、
更地に、しいては自然にする方法をお伝えさせていただきます。