わからんちんの経絡や、五行。
次の気功療法のクラスは、東洋医学的な内容で、
「ふ〜ん」的なかんじで、
そして、何より、経絡というのは、
あの、経絡図に描いてある、無味乾燥な「あれ」
という意識が強すぎて、こちらの感覚は、全然進歩しませんでした。
なんか、固〜い。
あ〜、この人の経絡、ここへんてこりん、くらいなもので、
それ以上でもそれ以下でもない。
思い入れも何も無い状態で進行しました。
けれども、
なんとなく、わかってきたのは、
今まで、「気のせいさ」ですましていたことが、
実は「氣」のせい
であったこと、だったのでした。
そして、
「そうだ、思ったこと、感じたことは、とりあえず、口にだして
先生に言ってみよう」 と思いはじめたのでした。
遠慮がちに、もごもごしながら、
「あのお、私、
こ、こんなふうなものが、見えて、えっとお、こんなふうな感じがしました。」
などというと、
ことごとく、先生は、
「はい、そうですね。その感覚を大切にしてください。」
と褒めてくれるのでした。
今まで、そんなへんてこりんなことを言っても
しかられるだけで、
いつしか、そんなことは、何も言わなくなって、
気がつかないふりをして、
だんまりを決め込んでいたのですが、
その気がついたことを
言っていい場所、それが気功教室で、
それが受け入れられる唯一の場所という意味で、
私はとても安心し、うれしくなったのでした。
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