実は、不安や心配ごと、悩みの多い、ストレスの多い方は、
からだが大変に固くなって、また閉じていることが多いのです。
ですから、やわらかなからだで、開いている方と同じ量の練習をしても、
閉じて、固くなっている分、なかなか気を受け取りにくい、
受け取る量が少なくなってしまうということもあります。
さらに、気功をして、気をせっかく補充しても、
不安や、心配ごと、悲しみ、なんかがあると、
せっかく溜めた氣を消耗してしまいます。
心配ごとが多い人、不安感が強い人は、
気功の練習をしても、なかなか成果がでにくいのは、
そのせいなのです。
例えば、アルバイトで一生懸命働いて、
10000円もらったとします。
帰り道、ひとつ不安になったら、
1000円ドブに自らの手で、
捨てていることになってしまうのです。
2つ目、心配ごとが頭に浮かんだら、
また1000円、ドブに捨てています。
さらに、次々と心配、不安になって、その数は8個、
8000円が、ドブに消えていきました。
家について、何か買おうと思っても、給料袋は空になっています。
せっかく1日働いた分が、ゼロ円になってしまいます。
ゼロなら、まだいいのです。20個不安になったら、
10000円の借金です。
こんなことを続けていると、気の赤字は続きます。
どんなに気功の練習を1日1時間がんばって、気を補充しても、
それにまさるだけの気を、心配ごと、不安、悲しみで消耗したら、
やはり気の赤字が続くのです。
では、心配や、不安、悲しみなどのストレスの多いかたは、
一体どうしたらよいのでしょうか。