• 東京 下北沢徒歩3分 氣はあたりまえの星ノ氣功です。

良寛さんとの出会い 1

しばし。氣の鑑賞….。

 

「どう?」

ときかれて、

 

「これ、あわっ、あわっ、あわっ。

まんまるの透明なあわ、

いや、あれ、ふわーって、勢いよくて

あっかるくて、ものすごく軽くって、

とんでもなく透明!で、ふわーっ、ふわーっ!て。」

 

我ながら、あわあわとして、あわあわと、何言ってるか、意味不明…

そう思ったのですが、

 

「いや、そういう人だったんだよね。良寛さんって。子供とずっと遊んでるみたいな。」

 

意味不明の私の見解に、「歩く文化史大辞典」が妙に納得して答えたのでした。

 

そういう人..だったらしいです。

作品は自分自身。なるほど。そういうことなのですね。

 

私の言葉ではなんだかわからないので、少ない知識から選び出した近いものはこれでしょうか。

Perfumeの泡ダンス ♫

 

 

♪ You make me happy everyday ♪

 

 

良寛さんの作品は、上手い下手などという限定された人間の判断基準を超えた

超絶バランスの作品であるということも、氣を観てみてわかりました。

 

一文字一文字が、クリアーなエネルギーに満ちた、まんまるの透明な泡になって、

屏風から3D映像のように飛びだして勢いよく飛んでくる感じは、

きっとそんなことを表していたのかもしれません。

 

そして、その泡の印象がとても強くて、

明るくて、透明で、天真爛漫な、エネルギーが大好きになって、

私はすっかり良寛さんのファンになったのでした。

 

その3日後のことです。

 

毎年通っているはずの場所に、

今までそこにあることに全く気がつかなかったのですが、

なんと、良寛さんに再会したのでした。

あれ?!いや!良寛さん。あの屏風の良寛さんだ!

驚いて、しげしげと眺めると、横にこの像について説明書きがありました。


「良寛さん」の像

………………………………………………

このすみれを手に持つ良寛像は、托鉢の途中、

野に咲くすみれを摘むのに夢中になって

大切な鉢の子(托鉢の僧が使う鉄の鉢)

を忘れたほほえましい逸話にもとづいています。


 

すみれを持ってほえっ?と立っている良寛さん。

綺麗なすみれに夢中になって、托鉢忘れちゃった。

そんなところが像になるなんて、なんて素敵!

 

 

さらに、私は良寛さんのファンになってしまったのでした。

 

 

良寛さん。You make me happy everyday♪

大好きな人がまた一人増えた、とても幸せな夏休みでした。

 

この前の記事↓

夏休み。良寛さんとの出会い 1